公開セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て — 日本とインドネシアに於ける災害文化交流の推進」
INFORMATION
私たちはこの10年間、インドネシアと日本、両国で相互に学び合い、災害から身を守るために、防災の知恵を日常生活に組み入れる方法を検討してきました。スマトラ沖地震津波発生から10年の節目を迎え、その一つの試みとして、日本の文化である紙芝居を用いた防災セミナーを開催し、これからのコミュニティー防災について皆さんと共に考えます。文化と防災を軸としたインドネシア?日本両国の交流を進めつつ防災意識の向上および定着を図り、今後の防災活動につなげることを目的としています。12月から1月にかけて実施したインドネシア各地での紙芝居を用いた防災セミナーを紹介し、そのプログラムの成果を検証するとともにコミュニティー防災推進の方策についても参加者と共に考えていきます。
報告
アジア地域研究所特任研究員
高藤 洋子
専門はインドネシア地域研究および災害文化研究。12年間在住したインドネシアの地域研究に従事。特にアチェ州シムル島、北スマトラ州ニアス島の口承文芸と災害文化について研究を進め、地域の文化に根ざした防災教育の確立を目指している。
詳細情報
名称
公開セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て — 日本とインドネシアに於ける災害文化交流の推進」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
アジア地域研究所
後援
在インドネシア日本国大使館、在メダン日本国総領事館
お問い合わせ
アジア地域研究所
E-mail:ajiken@rikkyo.ac.jp